Emma Pettersson

Investment Banking Analyst

エマは子供の頃、弁護士になりたいと思っていました。 しかし、振り返ってみると、あるレベルで、自分がずっと投資アナリストであったことに気づきました。アメリカの大学に行くために故郷を離れたとき、弁護士が自分のゴールではないと気づいて進路を変えたとき、彼女が下した決断は全て最良の機会を見つけ、そのときにある選択肢の中から最良の選択をすることでした。

これらの選択が簡単だったわけではありません。 ここまで来る道のりで、方向を変え、目標を調整し、夢を再考しなければなりませんでした。 しかし、そのすべてから、彼女は貴重な教訓を学びました。自分がいると思っていた場所を手放すことができなければ、運命の場所にたどり着くことはできないということです。

あなたにとって成功とはなにですか？

もっと若い頃は、自分のキャリアに集中することがすべてでしたが、今ではバランスが重要です。 生活や仕事、家族のための時間のバランスが取れていないと、仕事で全力を発揮したり、家族や友人として最善を尽くしたりすることはできません。

あなたの人生に最も影響を与えたのは誰ですか？

兄です。 私はいつも兄をとても尊敬してきました。 たいていの場合みんなは、「だいじょうぶ、きっとうまくいくよ」と言いますが、兄はいつも私に本音を話し、私に試練を与えてきます。 「エマ、これは君にとって正しい道ではないかもしれないよ」というように。兄が正直でいてくれたので、いつも助けられました。

これまでに受けた中で最も価値のあるアドバイスは何だと思いますか。また、それはどこから来たのですか。

若い頃は大変な心配症でした。 この仕事が、あるいはインターンシップがうまくいかなかったらどうしよう？といつも心配していました。 そんなときは、母がよく言っていた「落ち着いて。 すべてのことはなるようにしかならないのよ」という言葉を思い出しました。私は2年間アメリカで学生生活を送り、そのままアメリカで就職するつもりでした。インターンシップのオファーをもらい、インターン先の企業はグリーンカードなどすべてを準備してくれましたが、実現することはありませんでした。 私は完全に絶望しました。 そして、それがロンドンのJ.P.モルガンにつながろうとは思いもしませんでした。

この種の仕事を始めたきっかけは何ですか？

子供の頃、私はいつも弁護士になると周囲の人に言っていました。 アメリカで法律を勉強しようと思ったのですが、そこでのコースはあまりにも特殊でスウェーデンでは役に立ちそうにありませんでした。 そこで、どこでも通用しそうなビジネスの勉強を始めました。 ファイナンスのクラスを取っている友人がいましたし、ファイナンスの先生たちは私に刺激を与えてくれました。彼らはいつも投資銀行やヘッジファンドの話をしてくれました。 私が育った人口5万人のスウェーデンの小さな町では、そんな話をする人は一人もいませんでした。

ここ数か月の自己隔離はどのようなものでしたか？ 在宅勤務、オフィス勤務、あるいは両方でしたか？

実は思ったより良かったです。 誰も旅行や出張をしていないので、今はチームのキャッチアップが増えていると思います。 以前は、いつも誰かを捕まえるベストのタイミングを見計らっていました。「ね、ね、100万個の質問があるんだけど！」みたいに。

そうは言っても、早くオフィスに戻りたいです。 私にとって一番重要なのは日課を守ることなので、朝は仕事の前にランニングに出かけます。 また、友達ともたくさんビデオ通話をして、キャッチアップするようにしています、そうしないと、自分のバランスを保つことができないのです。

何があなたに喜びをもたらしますか？

友達や家族と過ごす時間です。 最近は旅行できていませんが、新しい文化を体験すること。 6、7年前にタイに旅行したときは、明らかに観光客向けの場所でしたが、ヨーロッパとは大きく違う生き方や、価値観の違いを知ることができました。 それは重要なことだと思います。

20年後はどこにいますか？

家族が欲しいです。 願わくは、マネージング・ディレクターになって、経営陣への道を進んでいたいです。そして仕事と生活のバランスが取れた、良いお母さんになれたらいいなと思っています。 今いるチームでは、確かに柔軟な働き方ができていますが、お互いの期待値を明確にするために、自ら声をあげることが重要です。 大切なことはチームのみんなとコミュニケーションを取り、お互いのためにそこにいることです。 私が今あなたのためにそこにいるのなら、私があなたを必要とするとき、あなたが私のためにそこにいてくれたらいいなと思います。