Shang

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Shang Ke


Vice President, Quantitative Analyst

 

多くの人は困難を避けようとしますが、Keは追い求めます。それがアルプスでのスキーであっても、数学の博士号取得であっても、困難が自分の強さを証明し、スキルを磨くチャンスと考えるのです。

これまでに直面した最大の困難の一つは、博士号取得後に何をすべきかを決めることでした。彼女は言います。「自分に最適な進路が何かということは誰にもわかりません。担当教授でさえ明快な進路を示してくれることはありません」と。

1年生と2年生の間に自宅で両親と1週間過ごしたことで、彼女は最後までやり遂げる自信を得ました。「両親が私に話してくれた信条は、最終的に進路を変えることになっても心配はいらないというもので、非常にありきたりなものに思えるのですが、自分の愛する人が言葉にすると、とても効果があるのです。」

学究生活からJ.P.モルガンのインターンシップへと最終的に変更した進路は、クオンツ・リサーチという現在の仕事、そして、今なお彼女の学び、実現、成長を後押しするチャンスと困難に満ちたキャリアにつながりました。

あなたにとって成功とは?

今の私にとって、成功とは自分の人生と仕事をコントロールすることです。一方で、それは自分の問題解決能力に自信があることを意味します。私には問題を乗り越えるスキルがあり、そうでない場合は、そうしたスキルをすぐに学んでマスターすることができると思っています。確かに、私たちの日常生活には常に不確実性がつきまといますし、そもそも必ずその答えをみつけることできるわけではありません。それでも、自信に満ちていれば、人生でそういうことが起きたときに対処することができるのです。

人生で誰から最も大きな影響を受けましたか?

1人だけ名前を挙げるとすれば、中国のクオンツ・リサーチ(QR)チームを統括する私の直属の上司だと思います。2013年に初めてQRセンターに配属されたとき、私は博士号を取得したばかりでした。現在の上司に初めて会ったとき、彼女がとても魅力的な女性である上に、私と同じような学歴の持ち主であることを知って大きな衝撃を受けました。彼女は非常に頭がよくて、エネルギーに満ち溢れています。休憩やランチの時間に好んで卓球をしており、私たち部下にも同様にチャレンジを続けるよう励ましてくれるのです。

話をするたびに、まるでそよ風のように囁き、私が人生を通じてこの職業を楽しむことができるという自信を与えてくれるのです。彼女はワークライフバランスに長けていて、素晴らしい人生を送っているのでしょう。私はそうした人生を初めて現実に目の当たりにしました。

あなたがこれまでに受けたアドバイスの中で最も貴重なものは何ですか?また、そのアドバイスは誰からもらったものですか?

これまでに受けた 最高のアドバイスは、香港のQRチームで10年間働いた後、北京に転勤した上司からのものです。彼とは2年間緊密に連携して仕事をしました。彼のアドバイスは、自分のプロジェクトがどんなものであろうと、また、規模がどれほど小さく思えても、主体的に取組まなければいけないというものでした。主体的な姿勢で取組んで初めて、手掛けている仕事に対し全責任を負うことができるのです。困難に直面したときはいつでも、高みに立って問題の全体像を把握すれば、そこから抜け出すことがはるかに容易になるのです。

このような仕事に就きたいと思ったきっかけは何ですか?

博士号取得後は、学術の世界に残って恐らく教授になることができたと思います。しかし、実際に卒業する前に、私はJ.P.モルガンのインターンシップに参加し、何か他のことに挑戦してみようと決めました。

ある業界でインターンシップを経験すると、実践的な課題に取組むことになります。J.P.モルガンでの私の仕事は、自分のスキルを使って現実の問題に取り組むチャンスを与えてくれた一方で、それでもなお抽象的な数学の美しさを堪能する機会にもなりました。また、そこで働いていた人たちがとても印象的だったので、後に同じチームからの正社員のオファーを躊躇なく受けることにしました。私はインターンに過ぎませんでしたが、彼らは私のことをチームのメンバーと何ら変わりなく扱ってくれました。

楽しいと思うことは何ですか?

私たち夫婦はスキーが大好きです。山は直接向き合うと、とてつもなく大きく静逸で非常に美しい姿をしています。斜面には他に誰もいません。自分と山だけです。

私たち夫婦はスキークラブに所属し、私の同僚の数名もメンバーになっていて皆が親友です。これまでに10回以上一緒に旅行をしました。アルプスでは9日間を過ごしました。日本にも旅行に行きました。私たちは仕事でもプライベートでも友人なので、そういうことがとても楽しいのです。

20年後はどのように過ごしていると思いますか?

とても多くの不確定要素があるのですが、現在の直属の上司が非常に良いお手本だと思っています。20年後に彼女のような女性になれたらいいな・・・。ええ、本当にそうなりたいのです。彼女は私にとって、中国のQRチームの部下の女性たち全てにとって、そして部下の男性たちにとっても、仕事ぶりや姿勢など全てが本当に良いロールモデルなのです。